GX200 gyorome-8

ソロノッポ

2008年12月19日 05:18

欲しかったカメラが安くなっていた事もあり、追い打ちをかけられたこともあり、ついつい買ってしまいました。フード&アダプターを一緒に購入したためいまいち安いとは言えない値段になった。後悔はしているが反省はしていない。そのかわり使わないであろうレンズキャップやEVFは購入せず。

さっそくゴソゴソと手元にあったおもちゃを装着。


魚露目8号というドアスコープの親玉みたいなレンズを装着。不思議なルックスのカメラの出来上がり!

相当ケラレがあるのでぐーっとズームして画面いっぱいの円形になるところをみつけてズーム位置をマイセッティングに放り込む。焦点距離によっては周辺がかなりひどく流れるのでやっぱりちゃんとした魚眼レンズのかわりには使えないように思う。条件によって周辺の解像具合はずいぶん変わってくるけれど、たぶんこの写真が一番悪い状態だと思う。


全周魚眼状態だと思いのほか構図の決め方が難しくてなかなかこれといった写真が撮れない。
とりあえずあえてピントをずらして周辺の流れごとよく分からなくしてみたり、(手ぶれは予期せずぶれてしまった)引いたり寄ったりして自分のなかでは一番マシかもしれない1枚。



今度はもう少しズームして、光学最大よりさらにデジタルズームすること1.4倍。スクエアモードだとケラレがなくなる。16:9だとデジタルズームの1.6倍でケラレがなくなり対角魚眼っぽくなる。
とりあえず風景を一枚ぱちり。広大な京都盆地の中を流れる大河、鴨川。強烈な遠近感は癖になるかも。画面の隅はあいかわらずひどいのだけど、それほど目立っていないので個人的には許容範囲。


お猫様に大接近!!もう一枚撮ろうとさらに寄ったら目を開けてしまった。このレンズとGX200の特徴であるやたら深いピントの威力を知るには最適な一枚ではないでしょうか。後ろの川の名前までばっちり読める。


そして、このレンズの本来の使用目的とされている魚眼マクロ撮影をやってみた。レンズの先端が当たるまで接近しないと大きく写らないので意外と難易度高い。後ろに木があることが写真を見ると分かる。これだけマクロ撮影して後ろにあるものがしっかり写り込んでいることはちょっと新鮮。


ちょっとトリミングしてリサイズ


等倍切り出し。ここまで写ってくれるのはかなりすごい。


キノコノコノ元気のコ〜。と夜空

いろいろ苦労してさっくりストロボ撮影。でかい外付けストロボ使ってしまえばそれほど苦労はしないのだろうけど、それじゃ持ち運びに苦労することになるのでなんとか持ち運びやすくコンパクトにまとめてみた。

昔買ったはいいけれどあまり使っていなかったソフトスクリーンをアクセサリーシューに差し込み、カメラ銘板に引っかける部分の穴に魚露目8号のレンズを通してやればできあがり。

装着時はこんな感じ


いや、まあなんというか魚眼撮影はほんと楽しい。一眼用のレンズもあるし、そちらはもっとちゃんとした写真が撮れるのだろうけど、どれも全く安くない。一番安い一眼用魚眼レンズであってもGX200と魚露目8号の合計より高くなるし、いい画質とひきかえにでかく重くなってしまう。レンズそのものがでかくなると今度は接写性能が落ちたりピントが少し狭くなったりとよくない部分もあったりする。やっぱりこういう変なことをするには、フルオートなコンデジだと言う事聞かないことがあったりしていらいらすることもありそうだが、一応マニュアルでいじれるGX200だとそういう心配はほとんどしなくて済んでしまう。最近は安くなってきたし、お手軽に魚眼撮影を楽しんでみたいならかなりおすすめできる組み合わせ。とにかく飽きるまでしっかり楽しむ事にしよう。

ルミクエスト ソフトスクリーン
ディフューザーなのでティッシュペーパーでもトレーシングペーパーでもなんでもいいのだけれど、やっぱりそれなりに丈夫なのと扱いやすさから使いやすくていい。値段がついているのもダテじゃない。光の回り方とかはフィルムケースを改造したほうが魚眼向けになると思うのだけど、試していないので何とも言えない。とりあえず手軽に使えるので持っていても無駄にはなりにくい。GX200のフラッシュはマニュアル調光できるのだけれど、発光をフルにして指でフラッシュを覆ってやるとレッドフィルターになってなかなか危ない雰囲気の写真が撮れる。以前どこかのページでそう読んで実際試してみたら確かに赤くなって楽しかった。エマージェンシーな雰囲気の写真になるとでも言えばいいのかな。

RICOH GX200

GX100・GX200用フード&アダプターRICOH HA-2

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